数年前に中古物件を購入したのだが、今になってあちこちにガタがきている。屋根と壁の塗装は禿げてきているし、雨どいも劣化しているのか傷んで雨水が漏れてしまっている。他にガタが来ているところはないかと家の周りをうろついてみたら、給湯器が異常に錆びていることに気づいた。普段はあまり給湯器のことを意識していなかったから気づかなかったけれど、釘でツンとしたらボロボロと穴が開いてしまいそうな勢いである。そういえば最近、お湯の温度が急に下がったり、お湯を出そうとすると給湯器からボンッという大きな音が聞こえていたりしていたような気がする。給湯器って半永久的に使えると勝手に思っていたけれど、もしかしたら寿命があるのかもしれない。そう思って調べてみたところ、思わぬ事実に愕然としてしまった。何と給湯器の寿命って、10年からせいぜい15年程度なんだそうだ。我が家の給湯器なんか、10年どころか、15年どころか、もう25年以上は経っている。人間で言えば100歳越えみたいなものかもしれない。寿命を超えてもよくぞここまで頑張ってくれていた。そんな老齢な給湯器をこき使っていたわけである。

夫と相談した結果、給湯器を新しいものに買い替えることにした。万が一事故でも起きてしまったら取り返しのつかないことになってしまうので、第一優先で取り掛かることになった。寒い冬、我が家に温かいお湯を提供してくれて本当にありがとう…ゆっくりお休みなさい。

そして我が家の屋根と壁と雨どいの補修は、予算の都合上来年度まで持越しとなったのである。